ひらめかない時って飛べない時。
アーッ!てひらめくとその後どんどんと物事が進んでいくなんて経験はないですか。
ずーっとずーっと先に進めなくて、押しても引いても扉は開いてくれなくて、それでも何かしなければと足掻き、もがき、苦しむ、そんなこと経験していあなた!
きっかけを探しているでしょう、きっと。
ひらめきが生まれるきっかけを探して、どの道を進めばよいのか途方に暮れているのではないですか。
私はそんなとき、様々な方法を駆使して何とか扉を押し開きます。
- いつもと違うことをしてみる
お風呂に入った時にどこから洗いますか?
メイクを落としてから入るなら、思い切ってメイクのまま湯船に入って、たっぷり汗をかいてみましょう。
鏡を見るのが怖い気もしますが、新しい自分がそこにいるかもしれません。
脳は右脳と左脳でできていますが、ひらめきをつかさどっているのは、右脳です。
右脳は身体の左側とつながっていますから、左手で文字を書いてみましょう。
あるいは、左手でマウスを扱ってみてください。
- 思いついたことを何でも書いてみる
なんでもいいのです。気になったことをすべて書いてみる。
書く順番も、場所も気にしないで思いついたことをどんどん書くのです。
ひらめきは、自分が今まで経験したり知っていることに全く知らなかった何かが化学反応を起こして生まれるのです。
はじめは知っていることや興味のあることをたくさん書くでしょう。
次に、言葉と言葉をグループにしてみたり、離してみたり、いじくってみるんです。
全然結びつかなかった言葉がすーっと惹かれあって、未知の何かが見えるのです。それがひらめきです。
- 常識を疑ってみる
これは非常識だとか常識だとか、決めるのはいったい誰なのでしょうか。神様?
まさか!私なのです。
自分の中で常識だと考えていることをすべて非常識だと考え直して、考え方や行動をしたらどんなこと起きるか想像してみましょう。
本当にやりたいことが見えてきます。
やっぱりできないことは、非常識なことなのではなくて、やりたくない自分の本性なのです。
わお!こんなことは出来る!と非常識が常識に、いや常識というよりもやりたいことだったと気づくこともたくさんあります。
常識を疑ってみると、意識的に選択していたんだと気づくので、無意識を鍛えることにも繋がっていくのです。
- 人の目を気にしない
常識と少し似ているところがあるかもしれませんが、誰の目も気にしないということが大事なのです。
常識、非常識という枠を外して決めたのに、どうしても先に進めないのは、どうしてだと思いますか。
あの人はこのことをどう感じるだろうとあの人の目を気にしてしまうから、せっかく突破できそうだったのに、また、また、ストップしてしまうのです。
人の目を気にしないことです。
大きく目を見開いて、何か言いたそうな人をじーっと見つめてみてください。
あるいは、ぎゅーっと目をつぶって、誰の目も見えないようにしてみてください。
誰かの目は、誰かの目ではなく、最後に迷っている私の目かもしれません。
もう少しです。もう少しで重たい大きな扉が音を立てて開くのです。
- 何も考えない
最後は、何も考えないことです。
何も考えないことを考えてしまう、考えない事ってどうやって考えればいいのだろうと慌てないことです。
ボーっとする時間を創るのです。
座ってもいい、寝てもいい、自分が楽なスタイルでボーっとしてみてください。
私は、ぬるいお風呂に浸って、窓を全開にしてボーっとするのがとっておきです。
一日に何度でもボーっとする時間を持つようにしましょう。短時間で構いません。
何も考えないことで、頭の中も身体の中もリセットされます。
すると、いきなり来ます。
私の場合は、重たい大きな扉がぎぎーっと音を立てて向こう側へ開くイメージです。
アッ!あれしてみよう!
これとこれを組み合わせてみよう!
などとひらめきます。
ひらめくと飛べそうな気がして、高く高く舞い上がれる、そんな気持ちになるのです。
ひらめかない時は飛べない時、飛べない時は低く低くじーっと、いろいろ試しながらもがいてみるのです。そのもがきはひらめくために必要なことだと思います。
もがくために必要なことを常日頃から収集しておきましょう。
好奇心を持って色々なチャレンジをすることも大事です。
自分の専門分野以外にも実は共通点があったりする発見をたくさんしましょう。
そして本当に自分がやりたいと思ったことが他人から見たら非常識でも、鍛えられた無意識がそれを選んだのなら、間違いなく選んだことがやりたいことなのです。
誰かの目を気にすることなく、それは他の誰かから見たら非常に偏っているのかもしれません、だからって何だというのでしょうか。
その偏った無意識が新しい何かを生み出すのです。
そうなのです。生み出すのは、あなたなのです。私なのです。
創造しただけで踊ってしまいそうです。ちょっとステップ踏んでみましょうか。