リモートワークが続く毎日です。

始まった時は、こんなに長く続くとは思ってもいなかったのに、早5か月になろうとしています。

その間、様々な憶測が飛び交いました。

出勤しないなんて最高!!

毎日満員電車で格闘しながら出社していたのに、「時差出勤」が推奨され、満員電車に乗らないようにという空気が広がりましたね。さすがにこのコロナ禍では、満員電車がいかに危険かは周知の事実です。

満員電車に乗らなくていいという安堵感は、ものすごくストレスから解放された気持ちになりました。



通勤時間がなくなったということはとても大きく、会社まで行く時間、会社から帰る時間が自分の時間になったことで、女性は特に楽に感じたのではないでしょうか。

ライフワークバランスが整いやすく感じたのではないでしょうか。

女性にとって、時間の使い方が多様になったことは、本当にラッキーでした。

出勤までに終わらせなければならなかった掃除洗濯、あるいは週末にまとめて行っていた掃除洗濯が家に居るということでいつでもできるという余裕に変わりました。

ところが、仕事をする場所とプライベートの空間が一緒だということで、オンオフの区別がつきにくいという欠点が如実に浮き出てきました。

仕事をする場所を家ではないところに確保している人は多くはないと思います。

ほとんどの人が家で仕事をしていることでしょう。

仕事する場所とプライベートな空間が別れているということは実はとっても健康的なことだということが本当にそうだなと感じてきました。

会社に行けば仕事をする、学校に行けば勉強する、というように目的によって場所が変わるということは思考回路が習慣化しやすく、何の疑問もわかないものです。

ところがリモートワークでは、場所を変えて気持ちを変えることが出来ないので、自分自身でその切り替えを行う必要があります。

家で仕事ができるなんて最高!!

 

出社しないで仕事が出来るなんて最高だわ!と浮かれていました。

でも、浮かれ気分は長くは続きませんでした。

会社の方針として、最初からリモートワークの導入を視野に入れていたのであれば心の準備が出来ていたと思いますが、

私の場合、新型コロナウィルス感染対策として、出勤者の制限を設けたので、突然に行われたリモートワーク導入でした。

初めは会社に行かなくて良いということにただ単純に浮かれていましたが、だんだん心配になってきました。

会話が減ったのです。会社の人と会話することは、仕事のことだけではありません。些細な愚痴や、嬉しかったことなど大した内容ではなくても会話することで気持ちが楽になっていたのです。

その機会がパタッとなくなってしまったのです。

気の合う同期と話すことも、気が合わない同期や上司と話すことも、言うことを聞かない部下と話すことも、全てひっくるめて「誰かと話す」と言うことの重要さがひしひしと感じられるようになって来ました。

実際に人に会って会話をしながら仕事を進めていくことが、いかに大切なことか気づかされました。

この孤独感を解消するためには、積極的に会社の人と連絡をとれる体制を作ることや、近所付き合いを活発にすることが必要です。

今はコロナ禍で人と会うことを避けなければならないと言われていますので、実際に会うのではなくても、

メールや電話などで、自分は孤独ではないということを感じるようにしなければメンタルが壊れてしまいそうです。

 

私は、相手の顔を見ながら話が出来るLINE電話やFaceTime、ZOOMなどを使っています。

相手の顔が見えるとホッとします。たとえ、嫌いな相手でも、顔が見えるとホッとするものです。

自分は必要とされている

リモートワークが続いていくと、会社との繋がりが薄くなっていくような気がして来ませんか。

会社に居れば、今抱えている仕事以外にも上司からの「これ、ちょっと先にやってくれる?」という指示が降ってきて、『すぐですか、参ったな(心の声)』と思いながらもその仕事を先に済ませるなんてことが日常茶飯事でした。
でもリモートワークになった今は、抱えている仕事を期日内に提出することだけになっています。それが当たり前だよと言われればそうなのかもしれませんが、寂しいんです。

私は会社から必要とされていないのではないか・・・・。

心の中でモヤモヤしていても仕方ないので、上司に聞いてみました。

「何言ってんの!あなたがそんなことを考えているなんて、ちっとも思っていなかったよ!」と一喝!!その一喝にホッとしました。

とにかく、心にため込まないことが肝要です。

ストレスを心の中に留めておかずに、どんどん吐き出すことを心がけています。

一人で仕事をしているのではないのです。会社の仲間と一緒に仕事をしているのです。

常に連絡を取り合って、リモートワークの良さを楽しみながら仕事を進めていきます。

楽しみながら、やっていきましょう。

 

 

 

 

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